あなたが大家として収益物件を運用するということは、非常にいい勉強になるはずです。

それは教習所の実車教習訓練と同じだからです。不動産投資にはトラブルというものがつきもので、物件の運営を共に行う不動産投資のベストパートナーと一緒にこの問題に立ち向かっていかなければいけませんからね。

【#堺市中区　福田　敷金礼金0円　LDｋ12帖　ペットと暮らせる一軒家賃貸】

今回は、よく賃貸物件を運用した際に起こりがちなトラブルをご紹介していきたいと思います。

■賃料の滞納

自分が所有している物件への入居者が決定して、たとえ部屋が満室になったとしても、入居者から賃料が支払われなければ家賃収入というものを得ることというのはできませんよね。

例えば入居者の「賃料を支払う日をすっかり忘れてしまっていた」「入院中で仕事ができなかったのが理由で家賃を支払うことができなかった」という一例もあれば、「仕事がなく、生活もままならないほど金銭的に余裕がない」や「入居したのだから、少し待ってほしい」と開き直ってしまうケースもあるというのです。

前者に関しては、相手の事情に耳を貸し、一時的なものさえ過ぎれば、支払ってもらえることが多いです。根本的には問題のない人々なので、原因解消も簡単に済んでしまうでしょう。

ですが、後者に関しては、一時的には支払ってもらったとしても、これから長期間にわたって、賃料の滞納を何度も繰り返す可能性が高いと思います。入居してから、占有する方にシフトしてしまわないように、悪質なケースには訴訟など法的対応も辞さない覚悟で臨みましょう。

このような事故が起こらないためにも、賃貸借契約のときには保証会社を付帯させる、督促に強固な姿勢で臨む管理会社を選ぶなどの対策も行っておいた方がいいでしょう。

■マナーの悪い入居者の違反

あなたが所有している賃貸向けアパートやマンションというのは、集合住宅です。ですから、入居者同士の騒音、駐車、生活スタイルでのトラブルも発生して当然です。

一例でいえば、「夜中に若者たちが屯してうるさい」「ゴミを共用部分に放置されてしまい、異臭が臭う」「不法外国人が複数人暮らしている（一人暮らしのはずが」「勝手にペットを多頭飼いしている」などがあります。

トラブルが起こる前に、カメラなどで事実確認をまず行って、問題を起こしている入居者に厳しい対応をするようにしましょう。

≫≫続く

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取材・文／熊谷康江（ライター）

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