最近でも、収益物件の空き場所に自販機を設置する案件が増えているとのことで、その利点としては、毎月の自販機設置収益の確保と自販機がともす光がもたらす防犯性の高さだと言います。

今回も、自販機がもたらす収益率はどうなのかと、懐かしのレトロ自販機のことについてお話をしてみたいと思います。

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■レア自販機Best3

第3位：カップヌードル自販機

外見はかなり老朽化が進み、色褪せた感じがあるカップヌードルの自販機だが、ボタンを押せば、意外に今のデザインのブツが飛び出してくる。

ただし、お湯の吹き出し口が白く石灰化しているのが気になる自販機。お湯のボタンを押せば、石灰化した部分から熱湯が飛び出してくるので、四方八方に飛び散って危険。

さらに、お箸がすべて抜き取られている場合があるので、近くにあった木々の枝を折って箸代わりに使った経験あり！※当時5歳で、父親が困って折ってくれた

カレー味のヌードルだったはずが、青々とした木の枝の味が混ざって、何の味だかわからない代物に……

第2位：うどんそば自販機

そこをどうやれば、本格的な茹でうどんになるのかわからないが、どうも自販機動画をYouTubeで確認してみると、販売当日に仕込んだうどんやそばを熱湯でいったん戻して、回転で湯切りしてから、熱いめんつゆをかけてコンプリートするようだった。

トッピングも肉や天ぷら、かまぼこ、味付けしたおあげなど充実していて、未だに全国でフル稼働している自販機もある。根強い人気のメニューだ。

第1位：ハンバーガー自販機

謎の恰幅のいいアメリカ人のオヤジが微笑むマシンが今もなお人気。数十秒で、本格的なハンバーガーが楽しめるというふれこみで販売されていたが、肉のパティはイマイチ何を使っているのか謎。

それにしても、300円程度で某ハンバーガーチェー店のバーガーの半分程度の大きさというのが悲しすぎる。

しかし、見かければ絶対に買ってしまう、なんか変な薬でも練り込まれているのかというくらいの中毒品バーガー。

いかがでしたか？

みなさん懐かしかったのではないでしょうか？

■ところで、レア自販機を置いているオーナーの売り上げは一体年間いくら？

うどんやそば、ホットサンドなどの加工食品は正直言って手間がかかります。それだけ、生鮮食品として食中毒などが出ないように気を遣うものですから……。

しかし、自販機ビジネスは儲かるそうです。

YouTubeなどで人気沸騰の弁当自販機を出しているオーナーの話では、地方の僻地にあるタダ同然の土地に、焼肉や唐揚げを適当に入れたハイカロリーの弁当を置いただけで、1日平均20,000円～30,000円。※原材料費差し引き

年間の売り上げは、6,500,000円～8,000,000円ほどの売り上げがあると言います。

一般的なサラリーマンの数倍は稼げるということになります。これはネットの力で拡散された結果とも言えますが、自分自身がオーナーとして持っている賃貸物件の敷地内に加工食品と清涼飲料水の自販機を置くことで、利益率がUPするかもしれません。（完）

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取材・文／丸野裕行（編集長）

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