最終回の今回も空室自体を変化し、魅力的に見せるという有効なウォールステッカーの活用法を、空室の対策に頭を抱えている物件オーナーさんにレクチャーしたいと思います。

あなたは自分が所有している空室対策に困ってはいませんか？

【大きい木のウォールステッカーはがせるのか？！実際に貼ってみた】

■ウォールステッカーをしっかりとキレイに貼るアイテムは必須！　の続き

元来、簡単に剥がせてしまう粘着力があまり強くないウォールステッカーは、複数回剥したり、貼ったりを繰り返していると粘着力というものが弱まってきます。

このような自爆行為をしないためには、壁紙を貼るときに使うローラーを使用することです。

このアイテムをコロコロと転がし、着実に圧着をしていきましょう。

コロコロと回転するので、ウォールステッカーの端を引っかけずに、キレイに仕上げられます。

■空室対策にウォールステッカーを使用する際の注意ポイント！

ウォールステッカーというのは空室対策に非常に有効ですが、うまくやらないとマイナス面に働いてしまうことがあるので注意です。

そんなマイナスのポイントは……。

内見者の好みにまったく合っていないウォールステッカーを貼った場合、入居促進とは程遠く、断られる事態に繋がるということです。

私自身、そんなことを避けるために、このような一文を空室に掲示するようにしています。

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《契約される方へ》

当部屋のステッカーがお気に召さないときには、お剥がししていただいても結構ですので、いつでも「このようなスタッカーデザインがいい」とご相談ください。

いつでもあなたのお部屋の雰囲気づくりを応援させていただきます！

大家：〇〇〇〇

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このような一文を添えれば、内見者が「間取り、立地、家賃も申し分ないけど、このデザインはないわ～」と思ったとしても問題がないのです。

あなたもぜひ、ウォールステッカーを有効活用してみてください。（完）

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文／藤塚実（不動産ライター）

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