今回特集したいのは、アパートやマンションなどの集合住宅での、洗濯機のランドリー騒音問題です。

多くの不動産投資参入者は、安価で工夫次第で入居者を募集しやすい木造物件を持っているので、どこをどうしても洗濯機の洗濯槽が動いて「ガタガタ」という不快な音が建物中に響き渡ってしまいます。

日中であれば、入居者さん同士、「お互い様ですよね」という感じで問題にはならないのでしょうが、深夜遅くや早朝などになれば、やっぱり苦情がきてしまいますよね。

【うるさい洗濯機の音、修理しました！業者さんは高い！誰でも安く簡単にできる！】

「深夜に洗濯をしている人がいる」

「眠れないので、何とかしてほしい」

「休みの日に朝からあの音で起こされるのはイヤだ！」

入居者全員に少し配慮してもらいたいものですが、隣室の入居者はマナーを気にして振動音を出さないようにしているために、自分の家が出している音には気を遣わない人もおられます。

ですが、入居者さんのライフスタイルはそれぞれ。

仕事や学業でひび多忙を極めていれば、自宅に帰宅して洗濯をすることもあるでしょう。

夜や早朝、洗濯機を回す。しかし、これがご近所トラブルの元凶になってしまうのです。

このような不満が住人の中で積もりに積もって、優良な入居者がその物件を退去してしまうことがあります。

この由々しき事実は、物件オーナーとしては無視することはできないのです。

この洗濯機による騒音。物件内部の構造をリノベーションしたり、改造することはできませんが、「ガタガタ」というランドリー音を軽減させることは可能なんですね。

今回ご紹介する便利グッズは、洗濯機の足元に設置するだけで、ランドリー騒音の改善、さらに住人の退去後に発生する原状回復費の削減にも一役買います。

さて、では具体的な方法を紹介していきましょう。木造物件をお持ちのあなた、必読です！

■振動パッド（洗濯機用）を用意する

私がオススメするのは、シックな色で目立つことがない『カクダイ 洗濯機用防振パッド 437-500』株式会社カクダイ（https://kakudai.jp/)から発売されている洗濯機用防振パッドを使用します。

この他にも『東京防音の防振ゴムニューしずか』もオススメです。※動画あり

≫≫続く

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取材・文／川北博（不動産ライター）

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