第3回の今回も、コロナ禍での独身女性に急増中のネカフェ難民について、不動産業者目線でお伝えしたいと思います。

混沌とした時代の今、世間になにが起こっているのでしょうか？

■生活に慣れきった女性たち

最近、ネカフェの女性専用エリアが増えています。女性専用のエリアには、通常のブース部屋にはない特別なアメニティグッズがあるのです。

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もちろんブース自体が違います。男性が入れないエリアには、インテリアの高級メーカー特注の座椅子やクッション、ブースの中にはティッシュやコットンパフ、鏡、葉が茂る観葉植物が置かれていて、まるで自宅にいるかのような感覚で過ごせます。

通常のブースでもスウェットやパジャマで闊歩する女性も多く、スッピンで過ごす女性もいます。女を捨てる女性がいる一方では、それとは真逆に完全体で過ごす女性もいます。

それは、女性専用のブースにあるヘアアイロンや美顔ローラーなど、美容を目的にした家電が無料レンタルされ、まさに「至れり尽くせり」状態なのです。

ネカフェ入店後、すぐさま全部の美容家電を借り、パウダールーム内にこもって、パパっとメイクから髪のセットまでを済ませるそうです。しかし、どちらにしてもこの女性たちは男性客のことは気にせずネカフェ暮らしをエンジョイしているといいます。

■この暮らしから抜け出す方法

自宅がなく、ネカフェに宿泊する彼女たちの数は、1日あたり4,000人にもなるといいます。年代別では30代が約40％、50代が約30％。

ネカフェ難民に聞き取り調査をしたところ、1ヵ月の収入は10万～14万円が約50％と最も多いといいます。

住所もお金もなく、なかなか今の現状を抜け出せない女性たちが多いということは、敷金礼金がなく、家賃が安い住宅があれば、なんとかなるということ。そこで、お役立ちできるのが【大川商事株式会社】になります。

外見は普通の一軒家。しかし中に入ると、フルリノベーションが施されていて、しかも敷金礼金ナシ、さらにペットの飼育が可能というお得な物件が数多くあります。

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文／丸野裕行（編集長）

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