今回も不動産業者が足繁く通う京都のお茶屋さんのお店について綴っていきたいと思います。不動産業者の皆さんはどのような場所でどのように遊んでいるのでしょうか？

京都の不動産業者であれば、五花街での遊びがマストです。

④先斗町の説明

先斗町は非常にわかりにくいシステムになっていて、映画の撮影やテレビドラマの撮影などができません。

【敷金礼金0円 富田林市RH錦織南 広々LDK13.5帖の室内新築物件そっくりな一軒家賃貸】

反社会勢力の存在があるといわれていますが、私が製作した『木屋町DARUMA』の撮影も先斗町にある公園での撮影がNGでした。寺島進さんと武田梨奈さんのシーンは撮影ができなかったために木屋町の高瀬川での撮影になりました。

この理由に関しては、先斗町出身の料理店経営者がいるので、取材したときに聞きました。なかなか撮影もできないというタブーがあるというのは、京都らしいですね。

（鴨川をどりが有名）

⑤上七軒の説明

上七軒は繁華街とは違う、少し離れた北野天満宮あたりの場所にあるので、他の花街とは一線を画します。冬は梅園がきれいに咲いて、多くの人々が足繁く通いますし、太いうどんが一本汁に浸かっている名物と北野天満宮の団子に人気があります。

お忍び感覚で、春は北野をどり、夏はビアガーデンなどで舞妓や芸妓と遊ぶことができます。これが非常に贅沢です。

さらに北野をどりは14日間と他の花街よりも長いのです。京都最古の花街です。

（北野をどりが有名）

このような違いがあることを皆さんご存じだったでしょうか？　京都の花街は瀕死状態にありますので、リーズナブルな価格で舞妓、不動産業者が遊ぶように芸妓さんと気軽に遊べる状態にあります。

多くの京都の不動産業者さんが五花街に遊びに来るので、コロナ禍がおさまったときには、ぜひ京都でお茶屋遊びを楽しんでいただければ幸いです。

ちなみに私丸野裕行は祇園東で遊ばせていただいています。（完）

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取材・文／丸野裕行（編集長）

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