今回も師走が近づく中で、年末の大掃除に応用できる浴室の有効なカビ取り法をレクチャーしてみたいと思います。

あなたのお部屋のバスルーム、隠れたカビの温床になっていませんか？　浴槽の裏側や天井など確認してみてください。

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・バスルームのカビ一掃法：2．酸素系洗剤

SNSなどでもバズっている『オキシクリーン』など、自然由来の過炭酸ナトリウムでつくった洗剤になります。「それ知ってる！」「Facebookで見た！」という方も多いのではないでしょうか？

塩素系洗剤に比べ、漂白に関しての効果は落ちるのですが、イヤな臭いもなく酸性洗剤と混合しても大丈夫なので、やはり安全に使用することができます。

頻繁に行う日常的に行うカビ取りや広い範囲のつけ置き使用にオススメなのですが、時間が経過してしまったカビは取りづらい場合があるわけです。

■あなたの使用法は間違っていませんか？

いろんな種類が揃ったカビ取り剤なのですが、あなたは壁などの表面にカビ取り洗剤をつけて、そのままの状態でゴシゴシと力強くこすっていることはありませんか？

カビというのは肉眼で見えている表面部分のみでなく、壁の奥にも繁殖してしまっています。「いつもこすってた！」「えええ～！　カビって表面だけに繁殖しているらけじゃないの？」という方も非常に多いと思います。

ですから、こすってしまうよりもカビ取り洗剤の上からティッシュやラップなどで直接壁をパックし、密着させて浸透させるほうが有効です。

事前にホコリ汚れなど落としたあとに、水分などをふき取って、キチンと乾燥させてから、カビ取り洗剤をふりかけましょう。

数十分放置してから、カビ取り剤が飛散しないようにじっくりゆっくりと洗浄しましょう。なかなか慎重にやらないとうまくいかないので、本当にじっくりですよ！　根気のいる作業ですが、強い薬剤もあるので、飛び散れば大変です！

放置する時間は商品により異なってくるので、薬剤のボトルにある説明をよく読んで使用しましょう。

≫≫続く

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取材・文／大矢淳（ライター）

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