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不動産業のお勉強その1…【不動産業者の免許と宅地建物取引士の違い】
まず、不動産業者の免許はと尋ねられると、皆さん宅建(宅地建物取引士)って思いますよね!
でも…違うんです( ゚Д゚)不動産業者の免許は別にあるんですよ。
正式名所は宅地建物取引業免許と言い、この免許を取得して初めて不動産業者と呼ばれるのです。
この免許は許可制度で、国土交通大臣か都道府県知事の許可を取得しないといけません。
この免許を取得して、晴れて不動産業の仲間入りになるわけです。
じゃ、宅建(宅地建物取引士)はどうなるんだろうって思いますのよね”(-“”-)”
実は、この宅地建物取引業の免許を取得するのに、宅地建物取引士が最低一人以上(諸事情により異なる)必要になってくるのです。
ですから、よく不動産=宅建(宅地建物取引士)と言われますが、不動産業者の人全てが宅建(宅地建物取引士)の資格を持っているわけではないのです。
ですから、不動産会社の社長だから宅建(宅地建物取引士)持っているわけではないですし、物件を沢山売却しているスーパー営業マンだから宅建(宅地建物取引士)を持っているわけでもないのです(-.-)
宅建(宅地建物取引士)持っていなくても、不動産業者に成れますし、不動産業務の営業もできるんです。
皆様、不動産業者が全て宅建(宅地建物取引士)を持っていない理由がわかりましたか(^^)/
勿論、出来るからと言って、宅建(宅地建物取引士)の資格取得していないより、取得しているほうがいいですけどね(^^)/
では、宅建(宅地建物取引士)は何に必要なのか?…
勿論、宅地建物取引業の免許取得時には必要ですが、その他にも実は宅建(宅地建物取引士)じゃないと出来ないことがもう一つあります。
それは、簡単に説明すると物件契約前に物件の重要事項説明という書類を、購入者様に対して説明することが法律で義務付けられています。
この重要事項説明は書面で交付して、口頭で順番に重要事項説明していきます。
これが、売買契約だと凄く時間がかかります(*_*)賃貸物件だとまだ早く終わりますけど、
話は戻して、この重要事項説明が宅建(宅地建物取引士)を取得している人でしか、説明出来ないのです。
今までに不動産を買ったり・借りたりした方々だとわかるかもしれませんが、契約になるまでは担当営業マンでしたが、契約前から違う担当者になったってことないですか?
そんな場合は、もしかしたら、担当営業マンが宅建(宅地建物取引士)を持っていなかったにで、説明出来なかったというケースもあります(^^)/
不動産業者=宅地建物取引士ではないので、くれぐれもお間違えの無いように(^^)/
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ライター大川貴仁(監修アドバイザー)
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