昨年台風21号が関西地方に上陸して多大な被害を与えました。

本日も台風19号が日本を横断しており、関東地方に台風被害がでそうな状況です。

台風は自然災害の中で唯一災害に対して備えが出来る災害です。

不動産業者もこの台風災害に関しては備えと準備で大変です。

管理している物件が多ければ多いほど台風に対しての備えが必要になるからです。

これは賃貸業者・売買業者に関係なく備えに対する業務に手を追われます。

管理物件には最低限看板や幟などの募集宣伝ツールを設置しております。

この看板などは台風が来ると簡単に飛んで入ってしまう物ですから、全ての管理物件をチェックする必要があります。

後は雨戸を閉めたりの戸締まり作業などに追われるので台風が来るというだけで業務容量がとても増加します。

台風通過後も大変です。

管理物件の状態確認と看板設置や清掃業務など業務が山積みです。

更に台風で被害が出た物件に関しては、被害状況によって緊急対応や対策をして、オーナー様にご報告して、その後の対応策や火災保険などが適用される場合はそちらの対応も必要になってきます。

不動産業者にとって台風被害は踏んだり蹴ったりの業務なのです。

本来の物件紹介などの通常業務ができないばかりか、被害物件の対応に業務が追われる日々が続くのです。

幸い火災保険に加入されているオーナー様まだ物件補修費用などが補填されるので問題ないのですが、

火災保険に未加入のオーナー様などに関しては深刻な問題です。

自然災害で万が一の時に対策できる火災保険には不動産を所有されている方は是非加入しておいてください。

災害後の補修工事などは大抵補修工事費が高騰しますので、くれぐれもご注意ください。

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監修アドバイザー大川貴仁

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