今年に入って、グルメ雑誌の連載が増えた私ですが、2020年の初っ端は、おいしい和食とお酒を堪能できちゃうお店です！

今回初めていったお店で、仕事始めの新年会というわけで、この『つる由』さんにお邪魔しました。この一人日ひと組のみ貸し切りという高級感のある非日常感がたまりません！

【つる由　奈良】

日本家屋にある蔵のような造りの料亭で、いつもなら緊張しないはずなのに、これはビビりますね。

■まずはビール、そして奈良の辛口の冷酒

まずはビールでのどを濡らしてから、日本酒へ進みます。奈良の有名な『春鹿』は、スッキリと澄み切った飲み口の辛口のお酒。白ワインのようなフルーティな感じもします。これはめちゃくちゃおいしいですね～！

・クエの炙り：表面だけ炙ってあるレア感の力強い素晴らしさ。しかも、活〆でネットリ感…。お上品で美味しい！　ガッツリ日本酒が進んじゃいますね

・赤ウニ刺身：幻の赤ウニをふんだんに使ったお造りは、海苔にのせて贅沢！　ヤバいなぁ～、これ！

・ささかれい：ヤナギムシガレイは、まさにカレイの女王。濃い味がガツンと口の中に入ってきて、磯の香りが広がります

・タコと磯つぶ貝：酸味を控えた酢の物は、噛むと、安定の歯ごたえ。

・貝柱のしんじょう：白木茸と貝柱のしんじょうの吸い物は、お出汁がかなり濃厚で、かなりおいしくて、吸口に添えてあるのは青柚子の香り。これが爽やかに演出してくれています

・お造り：マグロ、トリガイ、イカのお造り盛りは、天然物で、脂が甘すぎますね！　トリガイは軽く湯通しがしてあって◎！　さらにお酒を飲み進めると、調子が出てきますよね！

・銀ダラ利休焼き：カマの部分の銀ダラを脂がのった利休焼きにしてあります。ちょっと濃い目の味付けがまたGOOD！

・レンコン饅頭：レンコンをすりつぶして、優しいお味に仕上げてありました。これはお酒が進みますね。

・揚物：稚鮎、海老のあられ揚げの天ぷらは香ばしいのひと言！　稚鮎もほろ苦くて最高です。もう一度ビールに戻ってしまいました！

・スッポン雑炊：〆飯として最後を飾るのは、新鮮なスッポンを使った雑炊です。これは文句のつけようがありません！　最後にお茶をいただいて、ごちそうさまでした！

・蓬の葛餅とお抹茶：最後は、甘いものとおうす。上品ですね！

≪オススメ評価≫

オススメ度★★★★★

お値段　　★★★★☆

雰囲気　　★★★★★

再訪問率　★★★★★

大将の調理しているところを眺めながら、料理やお酒をいただける……最高です。おいしいお料理と美酒、最高のときをありがとうございました！　さぁて、奈良には行きつけのバルがあるので、ちょっとワインでもひっかけますか(笑)

『つる由』

住所：奈良県奈良市脇戸町22-1

TEL：0742-26-7798

営業時間：12:00～14:00、17:00～21:30（日曜営業）

定休日：無休※年末年始のみ

ＨＰ：https://retty.me/area/PRE29/ARE120/SUB12001/100000867958/　※Retty

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リポート／斉野由紀子（不動産投資会社OL）

プロフィール：とにかく食べることと呑むことに執着する独身女子。365日のほとんどが外食で、ウチ飯はもっぱら実家！天下一品のスープ風呂に入りたい、と願うもまだまだ叶わない。

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