最終回の今回も、物件名と大家の名前を憶えてもらうために、仲介業者さんに持って行った方がいい手土産の話題について、解説していきたいと思います。

■お土産は珍しいインスタント麺が最強！！の続き

この中でも、北海道限定のやきそば弁当についているスープなんですが、特に冬場はありがたいというのです。それにラーメンというのは、日本の国民食。人気のはずですよね。

【雑貨屋店主が選ぶ！喜ばれるお菓子の手土産ベスト３！サマー編！】

これをひとまとめにすると、多忙で食事をしたくてもできないときに、インスタントラーメンは助かるということです。さすがは、長年日本人の食生活を支えてきた、企業戦士のためのフードですね。

■インスタント麺を差し入れるって失礼では？

数多く行ってきたセミナーの中で、この禁じ手を公開しているのですが、毎度こんな質問が多発します。

「インスタント麺を差し入れるんて、正直失礼なんじゃないの？」

まぁ、初対面でいきなりインスタント食品を差し入れするのは、私自身どうかと思います。しかし、初対面のときには、有名洋菓子と併せて、インスタント麺であれば、まったく失礼はありません。ある程度親交が深まれば、インスタント麺のみにすればいいと思います。

大切なことは、仲介してくれるスタッフさんたちに喜んでもらいたいという気持ちです。

そのついでに、あなたが所有している物件名を憶えてもらうインパクトがある手土産になるわけです。その意味では、他の大家が持ってくる名ばかり土産には、満室にする効果など皆無なわけです。

私はインスタント麺を差し入れますが、あなたが住むエリアでも、仲介スタッフたちが喜ぶ商品があるはずなんです。その商品をリサーチして、空室の対策に活かしましょう。

《2つのポイント》
・インスタント麺のコストは、1,500円から2,000円と破格

・物件名と大家の名前、感謝の一文を書いておくという簡単さ

お手軽で効果抜群なので、これをしない理由はありません。

ほんの少しだけアイデアを絞り出し、物件名と物件オーナーの顔を覚えてもらって、感謝され、結果的に営業で有利にすることができる技をご紹介しました。（完）

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取材・文／ふでみ（物件オーナー）

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