今回も、最近急増しているライター志願者のために、プロライターである丸野裕行が伝授するライター業のはじめ方をお教えしたいと思います。

【「伝え方が９割」で人気のコピーライターが教える！「ノー」を「イエス」に変える伝え方の技術】

■ライターとして活躍するためには

ライターとして活躍するためのライティングスキルは必須です。もちろん初心者であれば、どんどん書いて腕を磨得ていくことが一番なのですが、漠然としていて、わかりにくいですよね。

クライアントが離さない売れっ子ライターになるためのコツは次の2点です。

■文章力を磨く

一定のリズムがあって、読み手が読んでいて楽しくなるような、読みやすいライティング。さらに、その記事でしっかりと伝えたいことが伝わるようなライティングスキルが必要になってきます。

例えばコラムを書くのであれば、書いたライターの主観に基づく主張や意見が、読み手に伝わらないとコラムとして無意味なんですね。相手に伝わる方法として、構成の組み立てに気を配るのが、賢明です。構成には、次の基本的な3つの方法があることを覚えておいてください。

・起承転結

最近気がついていることを綴るのが「起」、具体的なエピソードで話を展開させる「承」、自分ならではの意見で読者に気づきを与える「転」、簡潔に「起」「承」「転」をまとめる

・序破急

読者の心をつかむ、興味を持ってもらう「序」、自分が言いたいことを伝える本文「破」

結論を簡潔にまとめる「急」

・PREP法

Point＝この文章の結論を述べる

Reason＝なぜそのように思ったのかの理由

Example＝具体的なエピソード

Point＝「ね、わかったでしょ？」とまた結論に戻る

ライティングには、このような構成パターンが存在するわけですね。このほかにも、ライティングするときに、あなた自身のライティング能力を高めてくれるツールも数多く登場してきているので、それを活用してみるのも得策です。

■正確性を高める

ライティングをする上で大切なのが、ルールを守ることです。それを見落としていては意味がないということ。

≫≫続く

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取材・文／片山淳（ライター）

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