今回も独身のうちに戸建てやマンションを購入しておくとお得なこといっぱいあるというお話を引き続き綴っていきたいと思います。

■独身の間に物件を購入した理由の続き

一番に20代～30代が多いという事実は、「意外だな」と思われる方も多かったのではないでしょうか？

「なんで若い身空でそんなに給料も高くないのに、自己所有の物件なんかほしいんだろうか？」

「もっと賃貸物件に住んで自由に暮らせばいいのに……」

「1ヵ所に住むなんて、凝り固まった考え方になる」

などなどこんな声が聞こえてきそうです。

【一軒家賃貸　広々LDK16.5帖 3LDK室内内覧動画 #松原市 高見ノ里 #敷金礼金0円】

ですが、筆者の友人である不動産売買業者の話では、20代～30代のお客さんは皆一応に、経済観念をしっかりと持ち、自立する考え方が強く、株式や外貨、不動産などの投資に関しても柔軟に対応する方が非常に多いと感じるそうです。

そこを踏まえると、このようなアンケート結果は、当然といえば当然なのかもしれません。

■単身者が自己所有物件を買うメリットは？

では、結婚する前に物件を購入するメリットについて考察してみましょう。

アンケートに答えてくれた戸建てやマンションなどの物件購入者も、独身のうちにマンションなどを購入することがメリットになると考えたから購入したわけです。

■例を挙げて考えてみる

例でいえば、第1位に輝いた《賃貸物件の家賃を払い続けるのがもったいない》といった理由。今自分が住んでいる家が月額8万円の家賃だとしましょう。

賃貸物件を借りているのですから、当然のことですがいくら支払い続けても自分自身の資産になることはありません。では、住宅ローンを月8万円支払うことを考えましょう。

『フラット35』で35年ローンを組んだと仮定して、金利2％で計算してみると、借入額が2,400万円になりますよね？　その他に貯蓄があったり、両親からの援助を受けられれば、物件平均額の3,000万円にも充分手が届くはずです。

では、もう少し掘り下げて実例を挙げて考えましょう。

≫≫続く

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文／藤塚実（不動産ライター）

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