後編の今回もかつて観光客でにぎわった京都を復活させるためのプロジェクトに関する記事です。

■あらすじ

男は自分の庭である京都の夜の街を疾走していた。

その男、山中修（49歳）は、京都の地元タウン誌『京都夜本』を制作する冴えない編集者である。

なぜ、山中は走るのか……それは、お忍びでアメリカの現大統領が京都観光にやってくるという情報を聞きつけ、特ダネ写真と大統領がどの店に入り、何を食べたのかをリポートしてこいと上司である編集長から命令されたからだ。

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さまざまな馴染みの飲食店へと足をむける山中だが、行く先々の店で「さっきまで居てはったのに…」となぜか一歩遅れてしまう。

それが何度も続くうちに、だんだんと「大統領が行くのが大衆店なはずがない、本当に大統領は京都に来ているのか」「街中が自分を騙そうとしているのではないか」「だいたい、お忍びで大統領が来日することってあるのか」「その情報の出どころは…」などなど疑心暗鬼になっていくのだった。

言われなき理由で訳もわからぬうちにヤクザたちに拉致されたり、酔っ払いに絡まれたりしながら、明日の朝までに特ダネ写真を手にするために汗だくになって街を彷徨い歩く山中。

さすがに疲れ果てた彼は、知り合いの一軒の小料理屋に入る。

果たして彼は、京都の街で大統領を探し出すことができるのか……。

■本プロジェクトの目的

本プロジェクトは、『京都夜本』を応援していただいた皆様と京都の繁華街を盛り上げ、全国的、世界的にもさらに認知度を上げることを目的としております。

ご支援いただいた方にはプロジェクト限定のDVDや店名入り告知ポスター、出演俳優写真付きサイン色紙をリターンさせていただきつつ、ご支援金額によって、ショートフィルム出演、エンディングロールの店名掲載（個人名などもあり）などもご用意させていただき、映画祭にも出店予定作品の完成を楽しみにお待ちいただきながら、気持ちを高めていただけますと幸いです。

■目標金額

目標額はおよそ100万円です。

集まった支援金は、

・作品制作費（出演料、映像制作費、スタッフ人件費など）

・リターン品制作費（DVD、ポスター制作費など）

・プロモーション費用

上記にありがたく使用させていただきます。

≫≫続く

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取材・文／丸野裕行（編集長）

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