無人島を購入する人というのは果たしているのか？　どんな人が購入し、どんな人がどんな目的で使うのかというのを、あなたは知っていますか？

そんな様々な無人島購入の疑問を販売会社であるA社にぶつけてみました！　あなたもそんな話に耳を傾けてみてください。

【徒歩6分　敷金礼金0円　一軒家賃貸RH海山物件完成】

日本全国にある無人島というのは約6,000ヵ所あります。大小さまざま。物理的に誰も住むことができないへき地もあり、価格には差があります。

そんなものを売りに出して、果たして誰が住むのか。それがいるんですね。ちょっと変わった人というのが……。

「気楽に無人島で島暮らしをする人いうのはいますよ。誰もが憧れるような話なんですが、そもそも無人島の値段を知る人というのはあまりいません。それくらいの値段で販売されている、それにライフライン（電気、ガス、水道など）の整備をどのようにすればいいのかも知る人はかなり少ないのです」（A社投資営業担当者）

では、具体的にどれほどの値段で無人島は売っているのをみていきましょう。

■無人島っていくらで売っているの？

答えを言ってしまえば、無人島の価格というのはピンキリです。数百万円から数千万円、億単位というものまで価格はまちまちです。

「持ち主がある場合で、どこからか購入した場合は、その価格が下がるということは滅多にありまえん。逆をいえば、親族などから相続したり、知り合いから購入した場合は、意外に手頃な価格で買うことができます」

「無人島に、別荘を建てたり、夏の時期にレンタルしてもいいでしょう。しかし余暇を楽しんだり、レンタルしたりするは簡単なのですが、インフラ整理の部分が非常にネックになってきます。ガスはプロパンなどで事足りますが、電気や水道の整備は非常に手間です」

電気や水道の整備に関しては、莫大な金額がかかりますので、無人島を安く買えたとしても、そのあたりが問題になります。

■水の確保法は無数にある

「ウチの物件は海の島を使っているのですが、桟橋をかけたりして、水中工事を行っています。これも手間で、その地域の漁業組合と交渉を行います。その手続きを踏んで、海の水を使わなければいけません。それで、だいたい1,000万円くらいでの予算がかかります」

かなり高額だ。井戸や島の川の水や湧水を濾過して使うこともあるそうだ。

さらに、住む場所も必要になってくる。

自宅にかかる金額はログハウスのような簡易な宿泊施設で、大体1,000万～2,000万円。それだけあれば、立派な建物を建てることができるだろう。もちろん、もっと立派なものを建てようとするなら、金額は高額になる。

「電気に関しては、その島の場所によって、通じることもあります。しかし、基本的には太陽光発電や風力発電でまかなっていますね。それでことたりますよ」

≫≫続く

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取材・文／門田友人（不動産ライター）

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