少子化が進む今後、賃貸物件が余っていくという予測がたっているといいます。その中でも、人気がある物件と人気がない物件の二極化が進むそうです。

【広々LDK約12帖　RH天見北ペット暮らせる一軒家まもなく完成】

この中でポイントになるのは、物件オーナーさんとの信頼関係と、入居者への手厚いサービスだといいます。

今回は、今入居者からの人気があり、空室率が非常に低いマンション・アパートを4棟経営している小島さん（仮名／53歳／会社員）が行っているちょっとした工夫をご紹介していきたいと思います。

■人気の物件のオーナーが行っているちょっとした工夫のサービス

その1．地元を知らない入居者に、周辺ガイドを自作

入居当日、部屋の中に、手作りのそのエリアの周辺ガイドを置いておきます。これは、よく都市や地方のビジネスホテルのフロントに置いてありますよね。

GoogleMapの地図上に、生活に必須のスーパーやドラッグストア、UNIQLOや飲食店などの情報が書き込まれたマップになります。

例えば大家さんオススメのラーメン店や居酒屋、美味しいスイーツのお店など、ちょっとした解説付きで可愛く作られています。

このようなガイドマップは、ファミリー向けというよりも、単身者や進学してきた学生さん、県外からの転入者などには、非常に助かります。「このお店ってどうなんですか？」と大家さんに話しかけてきたりするきっかけにもなるので、信頼関係とコミュニケーションに繋がりますよね！

その2．お花とメッセージカード

入居当日に、部屋の中心に置かれた、可愛いお花と【これからよろしくお願いしますね♪】などと書かれたメッセージカードが置かれていると、入居者はオーナーからの心遣いを感じます。

それにステキなオーナーだと思ってもらえるのは、気分がいいですよね。そこから非常にいい関係が芽生えるという話も小島さんはおっしゃっていました。

■誕生日にプチギフトを届ける

どんなものでもいいので、入居者さんの誕生日に、遠慮されない小さなお菓子を届けるのもいいそうです。これは、入居者全員の元に届くので、へんな意味には取られないそう。はり、多くの人に誕生日を知っておいてもらえるというのはうれしいですよね。

≫≫続く

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取材・文／飯塚裕子（ライター）

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