結婚て、どうなの？　結婚生活の実感は、体験した人にしかわかりません。しかし、結婚をしてみると、意外にいいものだったりする。

今回は、結婚後に愛の巣を買う幸せという意味で、憧れのマイホームを購入するために一役買ってくれる結婚相談所にインタビューをしてみた。

【関西ブライダル本店（カウンセラー藤田）】

■婚活のメインは、今や中高年！　まだ結婚できない、とは言わせない婚活サポート

阿部寛主演の13年ぶりに復活したドラマ『まだ結婚できない男』の視聴率が好調だ。このドラマ、冒頭は未婚率のデータで幕を開ける。50歳時の未婚割合・男性23.4％、女性は14.1％。そこにリアルはある。

婚活といえば、少し前は街コンなど若者のものだったが、今のメインは、まさに“中高年”だという。今回話を聞いたのは、関西圏で58.2％という高い成婚率を誇っている結婚相談所『関西ブライダル』の女性メインコーディネーターの杉山さんとカウンセラーの藤田さんのお二人。

「中高年の方、非常に多いですよ。やっぱり結婚相談所が主催しているパーティーというのは、身元保証型だからという安心感があると思います。参加者も毎回多いですね」と杉山さん。

「パーティー内容もカラオケパーティーやトークパーティーなど、気軽に参加できる人気のあるものばかりです。中高年の方の婚活パーティーというのは非常に元気な方も多いんですが、やはり引っ込み思案の方もおられます。そんなときには、私たちが話の輪に入れるようにサポートしたりして、全員がコミュニケーションを取れる場に演出していきます」という藤田さんは屈託なく微笑む。

「初婚の方だけではなくて、離別や死別で、淋しいという想いをお持ちの方が多いですから、ぜひ私たちに全面的にフォローをお任せいただきたいですね」というお二人には絶対的な自信が見えた。

関西ブライダルは創立32年。

恋愛や婚活で悩むお客様に寄り添いながら、長年の経験と実績でカウンセリング。問題解決から、幸せな成婚へのお手伝いをしているという。

中高年の婚活パーティーとともに最近増えているのが、未婚の息子や娘のために、親が結婚相談所を訪れて、相手を探すという“親の婚活”だ。杉山さんの積極的に婚活を行う親御さんに対する印象はこのようなものだ。

「親御さんは、やっぱり結婚をして、幸せになってほしいという強い想いがありますね。家庭をつくる、その幸福感と誰かに支えられている安心感、子供が生まれたときには誰かを支えているという使命感を知ってほしいと思っておられる方が多いです」

「そうそう」

「親も子供に遠慮せずに、結婚というものの素晴らしさをしっかりと語る、語り合わなければ、今の未婚の子供たちに理解できないと思います」

≫≫続く

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取材・文／丸野裕行（編集長）

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