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【物件オーナーの困り事】「カビが生えている部屋」の解決法!—後編—
今回も、カビの発生している部屋の不安を解消する方法を解説していきたいと思います。
■仲介している業者の心理
カビが発生している部屋は原状回復のあとでないと内見案内はしづらいです。さて、その理由ですが、入居者というのは、引越し直後のクレームに関しては、物件を管理している会社ではなく、仲介業者に直接連絡をしてくることが多いのです。
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そのうえ、原状回復前だと、その部屋がどのあたりまでキレイになるのかを予想することができないので、内見者の背中を押しにくい……となってしまうわけです。
結局のところ、作業のすべてが完了してから新たに内見する方が、契約に結びつきやすいわけです。
簡単にいえば、原状回復が予想できない部屋というのは、内見したとしてもマイナスのみ。万が一、無事契約に繋がったとしても早速苦情が入ってしまうと、面倒な仕事が増えるため、できるかぎり案内をしたくないわけです。
■空室状態にある物件のこの部分に注意!
少しでもカビが残ってしまっていると、すぐさま広がります。原状回復するときは、細部までしっかりと確認して、カビが原因となるクレームや住人退去を予防するようにしたいところです。
例えばいかに上げる部分のカビには注意しておきたいものです。細部というのは、非常に見落としがちなので、しっかりと確認してください。
①床と巾木の間
②窓周辺のコーキングカビ
③浴室コーキングの赤カビ、黒カビ
④キッチン周辺のカビ
⑤出窓の水染み、カビ
ハウスクリーニングでカビは落としきれないために注意すべきですね。水回りのパッキンは、防カビ剤が入ったコーキングでもう一度打ち直しする方がいいと思います。
■ガイドラインで見るカビ
カビ部屋の原状回復に関する工事費用は、しっかりとしたガイドラインで決まっています。しかし、このガイドラインに法的強制力はないので、ある程度の原状回復の指針となります。
ガイドライン上、原状回復は《部屋を借りた者の故意や過失、ごく当たり前の対応をする管理者の注意義務の違反、その他、普通の使用を超える使い方による損耗などを復旧する》と定義されています。
「では、カビは?」となると思いますが、ガイドライン上、経年劣化を考慮していますが《借主負担》になります。
とにかく、カビの形跡がある物件は決まりません! さらに仲介するスタッフが案内したがらないわけです! このような現実がある以上、大家としてはどうにか対応しなくてはいけません!
ですから、親しくしている内装業者や管理会社の人間たちとカビ除去の策をしっかりと講じて、内見に臨みましょう!(完)
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取材・文/玉山淳(不動産業者)
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