今回の最終回も、優良清掃業者を見極めたり、不良業者を見極めるコツなどを完全網羅していきたいと思います。

■優良清掃会社を見分けるポイントの続き

3．不良業者の特徴を知る

物件にある定期清掃表にハンコやサインを記入するのみの場合は、絶対に注意してください。

こんな状態ではどこをどのように清掃したのかが、全然わかりませんし、いい加減なことをする場合があります。

スタンプを押しているだけの業者は、手抜きな清掃をしている比率が非常に高いです。

【今日の日雇いバイト　割と近場でマンション清掃　IN昭島市】

■所有物件から目を逸らしいてはいけません

「家賃が安いから……」
「築古物件だから……」
「今までこうしてきたから……」
「物件管理費にすべて含まれているから……」etc……。

そんなの関係ないことです。いつも数多くの管理物件を巡回して、感じてしまうことがあります。

それは、徹底的に清掃が行き届いている物件は高い稼働率で動いていて、どんな築古物件でも、輝いてみえます。

「古くてもキレイ！」「築古物件だけど管理がしっかりと行き届いている！」「仲介業者が安心して見込み客に紹介できる！」というそんな輝いている賃貸物件を物件オーナーがつくって、育てていくべきなんです。

■仲介業者の目線で見て判断する

私は、営業の仕事も受け持っているのですが、仲介する店舗へ訪問営業する際、営業スタッフからこんな話を聞くことが多々あります。

「あの管理物件はいつも清掃されていないから、紹介しづらい……」

「あの物件は徹底的に清掃が行き届いているから、安心して紹介できる」

「あの物件はイメージが悪く汚いので、高い広告費をもらわないと紹介できません」

彼らというのは、見込み客と契約を取ってやっと売上げが立つわけです。

ぜんぜん決まらないという物件を紹介したところで時間の無駄。やはり一発で見込み客が決まる部屋をチョイスし、案内をしています。

そんな彼らからダメ物件と判を押されると、内見客が増えることがなく、当然入居につながりませんよね？

そのような事態は、なんとしてでも回避しないといけません。

しつこいと思われるかもしれませんが、物件管理のポイントは絶対に「清掃」なんです！

あなたが所有している物件は本当に大丈夫ですか？（完）

◆◇不動産投資情報や人気不動産業者の投資テクニック、実用的な知識、裏情報など役立つ様々な情報を発信し続ける不動産投資の大川商事株式会社◆◇

＊≪お問い合わせ・無料相談はコチラ≫

取材・文／橋爪要（不動産業者）

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～