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不動産の世界で使われる《隠語》は危険な臭いがするのか?‐第2回‐
今回も不動産業界に関する《隠語》に関してのことについて解説していきたいと思います。不動産業には果たしてどのような隠語があるのか、ここで綴っていきたいと思います。あなたはどの隠語を知っていますか?
■不動産業界で悪事が行われる理由
ほとんどの場合、相続税の支払いのために不動産を売却することになるため、常日頃からまじめに大家さんとお付き合いして信頼を得ていれば、土地やビルの売買の相談や依頼がくるのです。大家さんとのつながりをないがしろにしている業者に限って、悪事を働くのです。
【聞くに聞けない不動産用語】
それぞれの業界では、隠語や専門用語がありますが、不動産の世界にもかなり多くの隠語というものがあります。
今回は、その一部をご紹介していきたいと思います。不動産業界には「はぁ! どういう意味だよ!」というものが目白押しになっています。
■《隠語》あれこれ
①チンマン
……賃貸マンション
②スケチン
……スケルトン賃貸のこと。内装工事前のコンクリート剝き出し状態のことをスケルトンという。メインとしてテナント物件に使用
③アンコ
……売主、買主のあいだに3社を超える不動産業者が入っているという状態。ドラ焼きの両側にある生地を、《元付け業者》と《客付けする業者》に見立てて、そのあいだに入る仲介業者をアンコ業者と呼んでいる
④わかれ
……仲介手数料配分の隠語をいう。客つけ業者は「客をつけることですべての仲介手数料を持っていってください」という意味を表す。
売主と買主の手数料を配分することからの意味があります
⑤オーナーチェンジ
……賃貸で入居者のいる物件を売買すること
⑥モクチン
……木造の賃貸アパートのこと
⑦ぬき
……客付け業者や元付け業者の不動産屋を間引いて、直接で買主と売り主と交渉することをいいます
⑧囲い込み
……売主から売却の依頼を受けた物件を、他の不動産屋に取られないように細工すること
≫≫続く
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取材・文/ふでみ(物件オーナー)
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