最終回の今回も、なぜ若いうちにマンションなどの物件を購入しておくとお得なのかをレクシャーしていきたいと思います。

このようなエリアで、駅近物件を選ぶと資産性をキープすることができます。このエリアを外し、手頃価格の新築マンションを見つけたとしても、将来的に資産性が下がる場合があります。

【松原市RTH田井城　LDK広々10帖の室内新築物件にそっくりな賃貸物件 #松原市 #家賃5.6万円 #敷金礼金0円】

だからこそ、手頃で買いやすいということなんですね。その価格は先を見越した不動産会社がつけた値段ですから、資産性はそこまで。

資産性を保てなくなると、借り手や売り手がつくことはなく、住宅ローンの残高が上回ることになります。

これらのエリアで、もし新築マンションには手が届かないというのであれば、中古物件を探しましょう。目安は、必ず上記エリアで駅近物件。

しかも専有面積50㎡以上で広々と使える物件がいいでしょう。これは、今の税制度で50㎡を上回る物件は、住宅ローン控除の扱いになるからです。

単身者時代に購入するマンションは、これからの資産性を重視し、《住みたい＜売れる、貸せる》を優先にした考え方がいいでしょう。

■売却は適正価格で買い取ってくれる業者へ

これからの話が一番重要なのですが、高い資産性の物件を買ったからといって、実際すぐに売却ができるのかは、まったくの別の問題ということです。

高い資産性を持つ物件とは、換金をしやすいということなだけです。実際、売りに出しても買主を見つけることができなければ意味をなさないということなのです。

業者への売却を選べば、即現金化することは簡単ですが、仲介での売却価格より価格は低くなります。一方で、結婚して妻や子供ができ、家族全員で新築マンションに住み替えをしたいと考えても、買主がつき、現金が手に入れられなければいけないわけです。

ですが、絶対にあきらめないようにしてください。不動産の買取り業者の中にも、しっかりと適正価格で購入してくれる不動産会社もあります。

住み替えを滞りなく行う方法などをWeb検索してみてください。非常に参考になります。

ヘタに派手なWebサイトを作り込んでいるような業者よりも、第三者的見地で作られた見やすいサイトの方が信用できます。

しかし、くれぐれも信頼どの高い不動産会社に任せることを絶対に忘れないようにしましょう。（完）

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文／藤塚実（不動産ライター）

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