様々な刑務所が日本各地にあり、それぞれの特色があるようです。

それを元受刑者と話した不動産業者さんに聞きました！

①横浜刑務所

・衣食住の特色

横浜刑務所の給食はマズいと有名だが、アレルギーや宗教上の理由により食べられないものがある人のために、その食材の代用になる材料を入れ、料理している。添加物のチェックもやっているらしい。

【堺市東区日置荘北町　２SDKテラスハウス　室内新築物件のような賃貸物件】

刑務作業では、全国の刑務所で唯一の食品・うどんを出荷。うどん品評会ではかなり優秀な成績を納めている。そのためにうどんのメニュー多し。

入浴に関しては風呂が３ヶ所あり、60人ずつ大人数で15分間。夏は週3回、冬は週2回。ちなみに、上がり湯２杯、洗髪４杯など細かな規則がある。

・犯罪の種類

刑期10年未満で犯罪傾向が進んだB指標受刑者

日本人と異なる処遇が必要な外国人受刑者※F指標

無期刑、刑期10年以上の犯罪傾向が進んだLB指標受刑者を収監。

窃盗犯、強盗犯、薬物依存、懲役太郎の暴力団員、性犯罪者、道路交通法違反者など、累犯者に被害者視点を取り入れた教育を行っている。ちなみに受刑者の一割が外国人で大半が中国人受刑者。

・イベント

毎年11月には矯正展があり、刑務所で作られたうどん（100円程度）が買える。

慰問演芸、大運動会、ソフトボール大会、綱引き大会、クラブ活動（書道・絵画など）、宗教活動、アルコール依存症の矯正授業などがある。

・メリット・デメリット

メリット…

横浜刑務所は高い溶接技術を習得することができる。

刑務作業を行う工場でさえ、近代的なビルの中に入っているようで、シャバの雰囲気を味わいながら暮らせる。

2014年に矯正処遇の実施に支障が生じる恐れや規律と秩序を害する結果を生じる恐れが理由とされたBL書籍38冊の閲覧不許可処分が下りたが、弁護士会からの改善勧告により、解除。それからはゲイやバイセクシャルの男性には優しい対応になった。何かと横浜弁護士会から目の仇にされている。

デメリット…

収容定員は約1200名だが近年は下回ったことはなく、収容率が120%を超えると暴動が起きると言われている人員を超え、300人オーバーという時期もあったので、施設は芋の子を洗うような状況。

さらにヤクザなどが多いので、肩身が狭く、刑務官が足りない状況のために目が行き届かず、いじめも多い。

外国人が雑居房にひとりはいるので、ちょっとした文化の違いでもめ事が起こる。

・地域色

木工作業では家具づくりは昔の話、今は横浜らしくドールハウスを作っている。

さらに横浜ならではの中華鍋を刑務作業で受刑者に作らせている。

横浜の周辺環境に合わせた白壁でカッコいい刑務所である。

≫≫続く

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取材・文／丸野裕行（編集長）

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