今回は、日々仕事に追われている敏腕不動産業者が身に着けるべき、厳選されたロレックスに関してレクチャーしていきたいと思います。

■デイトナの軌跡

自動車が誕生して人間たちが移動して楽しむことに興味を持ったというときに、ロレックス『デイトナ』というクロノグラフはそのスピード感と時間を表現した時計だったわけです。

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例でいえば、サーキット内を一周するというために何秒の時間がかかるのか、スタート・ストップ・リセットで操作し、ベストなタイムを推し測ります。ロレックスがレーシングを行うレーサーのために次世代クロノグラフを発表販売したのは、1963年のこと。

ダイアル、中のダイアルを反転カラーとして、独自のコントラストを実現。タキメーター目盛りを文字盤からベゼルへ移植されました。

稀少な手巻きの第1世代は500万円を優に超え、ポールニューマンが実際に使用していたという“ポールニューマンモデル”は時価数千万円、オークションでは2013年に1億1,000円という値段で落札されたということです。

■現行モデルでも入手困難

では現行モデルはどうだろうか？　このモデル、正規店でも入手できず、店頭に並ぶことはありません。さらに予約販売を申し入れても、まったく取り合ってくれないということで、年々その価値は上がってきています。

流通分に関しても、すべてのモデルにプレミア価格が上乗せ。これは中国が投資目的で買い占めているという噂です。

今手が届かないという『デイトナ』でも、不動産業を営む富裕層であれば、手に入れられる可能性もあります。投資目的で購入するという業者も多く、この『初めての不動産投資マガジン』の主宰である大川貴仁社長も稀少な一本を所有しています。

中古状態になったとしても、これほど価格上昇を続ける時計はそうないのです。

不動産業者として活躍中のあなたも、ぜひ最高の一本を手に入れてみればよろしいのではないでしょうか？

≫≫次回は『手巻きモデルの修理は不可』です。お楽しみに

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文／丸野裕行（編集長）

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