新型コロナ感染症によって及ぼされた影響は、賃貸経営をする物件オーナーにも着実に影響しました。

さてそれは何なのか？　気になった私は、当『初めての不動産投資マガジン』主宰の大川貴仁代表にお話を聞くことになりました。

ですから、今回はコロナの渦中で《賃貸仲介》や《管理》への影響について、現場で何が起こっていたのか、これからの不動産業界の動きなど、どうしても気になってしまうポイントを大川代表に解説していただきました。

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■話を聞いたのは創業55年以上の実績と信頼を持つ会社の代表

株式会社大川商事株式会社は創立55年以上の歴史を誇り、不動産投資のセミナーや不動産投資物件の運営法をレクチャーしたり、賃貸物件管理、コンサル、これから不動産投資を行おうとしているビギナーにわかりやすく運用法を伝授したりとその活動は多岐にわたります。

その活動を取り仕切るのが、大川貴仁代表だということです。

■賃貸業でデッド・オア・アライブがはじまった

賃貸仲介業や管理面では、コロナ禍で明暗がわかれました。

安田「ダメなところは入居率が悪く、いいところは高入居率ということですか？」

大川代表「そういうことです。何でも時代に合わせた工夫とアイデアを取り入れないといけません」

安田「アイデアですか」

大川代表「そうです。ひと工夫でコロナ禍は怖くなくなるということですね。特に管理会社はアイデアの宝庫なので、任せることが大切です」

なんと、コロナウイルスのせいで一時的ではありますが、取引減少に転じたり、活況だった以前を下回る数字を叩き出してしまったのです。

少しずつではありますが、新規契約数が回復を見せているものの、以前の数字に回復をしていないのが、現状です。

≫≫続く

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取材・文／安田隆（不動産ライター）

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