「この建物って頑丈だから大丈夫でしょ？」ってあなたは油断していませんか。アパートやマンションというのは、戸建て住宅と比較すると台風被害による浸水や土砂崩れ、暴風雨の影響を受けにくいというわれているものの、台風直撃の憂き目に遭えば、様々な重大被害を受けてしまうことになります。

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その重大な被害をできる限り最小限にとどめておくために、あなたができる対策は、ぜひとも事前にやっておきたいものですよね。

台風被害に備え、アパートやマンションでやっておくべき防災対策には、どんなものがあるのでしょう。

風や雨漏りによる台風被害というのはどのようなものなのか、どんな対策が必要なのかを、ここでまとめてみました。

■台風上陸の際には、アパートやマンションでどのような対策が必要なのか？

昨今建設されているアパート・マンションは、台風などの強風にも非常に強く、戸建て家屋に比べて被害は少ないように思われます。

しかし、アパート・マンションだからこその台風被害というのがあります。

1．エレベーターが停止！　停電や断水などに備える

まず、台風上陸で停電が起きてしまうと、エレベーターなども停止してしまいます。給水用のポンプなども止まってしまうので、水道すら止まってしまう可能性もあるんです。

アパート・マンション丸ごと一棟全体の電気が点かなくなることすら予想できます。

水道や電気が停止してしまうこと、外出できない状況を想定して、飲料水や食料品などの備蓄が必要になってきます。

《停電や断水に備え、ぜひとも用意しておきたいアイテム》

①懐中電灯

②大量のミネラルウオーター

③大量のローソク

④電池式ラジオ

⑤スマホなどが充電可能な予備バッテリー

⑥長期保存がきく食料品

を災害用のリュックにまとめておき、備えておきましょう。また、テレビなどが観られないので、情報が届かないことがあります。

臨時の台風情報を知るためにも電池式ラジオを準備しておいてください。

ノート型のパソコンやスマホ自体の充電は、しっかりとあらかじめ満タンにしておいて、災害情報に常に触れられるように備えましょう。

≫続く

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取材・文／順次浅野（防災ライター）

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