今年最大の台風19号は、すでに明日に、西日本や東日本に迫っています。

今回も昨日に引き続き、今やるべき台風対策とやっておくべき備えの話を詳しくレクチャーしていきたいと思います。

【台風対策グッズで買って良かったもの】

■台風被害対策その③　女性は念のための必需品をストック

女性が非常時に災害時に絶対に困ってしまうものといえば、やはり生理用品かと思います。1995年の阪神大震災や長引く台風被害があった際に、多くの女性たちが困ってしまったという教訓としても非常に有名です。

結構知られていることなので、これも非常食と同じく、1週間分は用意しておいてください。最近では通販によくある女性用の防災グッズセットとして生理用品が常備されているものが販売されています。そちらも、面倒ではないので、オススメですね。

さらに生理痛が重く、必ず鎮痛剤を服用している女性であれば、その薬も必ずセットとして常備してください。さらに言えば、薬のことに関しては、風邪薬や胃薬、目薬など同じく用意しておきましょう。絆創膏や包帯、消毒液、湿布薬など救急セットと一緒にまとめておくと便利です。

■台風被害対策その④　量は適度に…詰め込みすぎない

荷物が多い方もいますが、台風被害で非難をする生活に心配のあまり、あれこれバッグに詰め込んでしまい、いざ自宅から災害グッズを持ち出そうとしても重すぎる、持ち出せない、なんてことになると本末転倒ですよね。

一通りの災害グッズを用意したら、それを実際に担いで歩けるかどうかをぜひ試してください。

重くて歩けないようであれば、走れるくらいの重さまでバッグの中身を減らしていきましょう。防災グッズを入れる袋としては、両手が自由になるリュックサックがベストだと思います。

■台風被害対策その⑤　防災グッズは枕元に保管

せっかくあなたが中身を吟味して用意した防災グッズでも、どこに置いてあるのかわからなかったり、タンスの奥や押し入れの中にしまっていて、取り出しに時間を取るなんてことになれば、まったく意味がありません。

災害というのは一刻を争う状況です。そんなときにもサッと荷物を持ち出して避難しやすいように、災害グッズは枕元か非常口となる場所、玄関付近のわかりやすい場所に保管しておいてください。

さらに、そこには避難用に履いて家を出るスニーカーなどの歩きやすい靴も一緒に近くに置いておくと、すぐに逃げられるのでなお良しです！

≫≫続く

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取材・文／藤田要（防災ライター）

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