不動産投資を今後スタートしようとする人の中には、一体どのように勝利するのかという部分のみに注力してしまう方が多いと思います。

しかし、それは本当なのでしょうか？

確かに投資で勝利することは重要ではありますが、不動産投資の場合、継続的な賃料収入を得ることができれば“勝ち組”につながることが多いのです。

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ということは、負けることがないように対策を講じることが重要になります。

今回は、正しい不動産投資の仕組みづくりをしようと考えている方に、実際に不動産投資家が行っているコツを5つについて、詳細に解説をしていこうと思います。

■不動産投資で負けることのない心得5つ

不動産資産の運用で得られる利益には、キャピタルゲインとインカムゲインという2種類があります。

キャピタルゲインは、株式での投資や仮想通貨取引のように、価格の変動によって売買を行うことで利益が得られるものです。

インカムゲインは、株式投資配当、不動産投資を行った賃料収入のように、所有することで利益を得られるものです。

不動産投資リスクは、事前の対処や操作ができるものが多いので、しっかりと予備知識をつけて、最小限のリスクに抑えた運用ができることでしょう。そのポイントが以下の5つです。

■Point1.専門知識を身に着ける

不動産投資を行う上のメインの収入になるのが、賃料での収入です。不動産投資したことがない人の中には、家賃に関する収入の全部が手に入ると勘違いしている方も多いのではないでしょうか？

不動産投資は実のところ、物件の固定資産税や物件管理を不動産屋に依頼するための管理委託費、空き家になっている部屋の水道光熱費、クロス張替えなどの修繕費など、別途費用が差し引かれるので、思った金額よりも残った収入は少ないです。

ですから、銀行などの金融機関から融資を受けて返済計画を立てたとしても、予想以下の収入になってしまうことは当たり前です。専門知識をつけなければ、契約の内容により、家賃収入では足りずに、自己資金を切り崩す覚悟もいります。

不動産投資は大きなリスクを伴うものですが、堅実に着実に進め、よりよいパートナーと組んでいれば、きっとうまくいくはずでしょう。

そのためにも本を読んでの勉強やセミナー参加などに精を出して最低限の知識を学ぶことをオススメします。

≫≫続く

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取材・文／香川紘一（不動産ライター）

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