住む者がいなくて、どんどんと劣化が進んだ中古物件を格安で購入し、これを完全リノベーションし、賃貸住宅として賃貸収入を得るという方法を実践しているのが、当サイトを運営している大川商事株式会社です。

今人気のこの投資物件には、数百世帯がすでに入居しているという。

このニッチな部分を攻めた狙いは一体何だったのか？

【＃堺市美原区大饗　敷金礼金0円　分譲企画のシステムキッチン完備一軒家賃貸　ペット飼育可能】

■首都圏や地方都市近郊のボロ物件を徹底リサーチ

よくあるマネー専門雑誌の不動産投資特集で興味を持って、不動産投資をはじめる人というのは非常に多いのですが、ボロ戸建て投資だと、月々のキャッシュフローが3～5軒ほど物件を保有するだけで50万円～80万円くらいで済むというのが魅力。

給与収入に頼って生活するよりも、不動産投資の雑誌や書籍をむさぼるように読んだ方が数年後、数十年後の生活の安定につながることはわかってもらえると思います。

ボロ戸建てを購入したあとは、まずはその物件の再生に着手するわけですが、自分自身の誰も居住していない実家で、練習をしてみるという投資家も多いそうなんですね。

例えば、築年数はかなり古いのですが、立地が良いという実家であれば、中に置きっぱなしになっていた荷物を整理して、ちょっとしたDIYと畳の入れ替えなどを行うだけで、十分賃貸募集ができるということ。

こんなことからスタートした投資家さんでは、賃料10万円で小料理屋が入居したという例もあります」

■次は本格的に、地方都市を攻める

初めての収益物件を稼働させた後には、本格的に人口密度が高い地方都市エリアでのボロ戸建て探しをはじめてみましょう。

中には、難アリや条件が厳しい物件、指値が通らない物件などもありますが、意外に粘り強くこまめに探してみると、現金化を急ぎたい事情を抱えた売り主に出会うこともあります。

この場合、物件にもよりますが、指値を通して、安く買い叩くようにしましょう。

リノベーション費用は、買い取り額の1割程度に抑え、その後、低所得者層や中所得者層でも借りやすいお得な家賃で入居者をみつけます。駐車場など用意する必要はありません。

余計なものにお金をかける入居者は、家賃の滞納や退去などがつきまとうので、必要がないのです。

≫≫続く

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取材・文／川北博（不動産ライター）

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