あなたの愛車の窃盗防止策は万全ですか？

実は最近増加に歯止めのかかった自動車窃盗事件。警察庁発表の犯罪統計資料によれば、2020年自動車盗難認知件数というのは7143件あまり。

【リレーアタックなどはお手のもの】

昨年が最も多く、8628件からは1485件減少しました。しかしながらその手口は凶悪化の一途を辿っています。

■インタビューしたのは元窃盗団のプロ

今回は、関西某市を根城に自動車窃盗を繰り返す元自動車窃盗の主犯格に、自動車窃盗団から身を守る、大切な自動車を守る方法について聞きました。

自動車を盗む手法や窃盗被害を回避するために気をつけなければいけないことについて、元自動車窃盗団の田中さん（仮名、43歳）と井戸端会議してみました！

■意外な自動車窃盗の手口とは？

インタビューしてみて開始早々驚くべき手口がわかりました。

丸野（以下、丸）「よろしくお願いします。自動車窃盗団に入られたキッカケを教えてください」

田中さん「キッカケは地元の恐ろしい先輩からの申しつけ。“あの車、ちょっと盗んで来いよ”“運んでよ”という気軽なひと言から逮捕にまでいたりました」

丸「逮捕ですか？」

田中さん「足掛け2年ほど従事していました。逮捕と子供ができたことがキッカケで身綺麗に過ごすことになりました」

丸「なるほど。で、足を洗われたということで……」

■窃盗団に入った理由は「なりゆき」

田中さんはどんどんと窃盗犯罪の深みにハマっていきます。このあとに自動車窃盗団に入った道程を、このように表現しました。

田中さん「いや、なし崩しですね。窃盗団の仲間も、めちゃくちゃクセが強かったので……。高級車が走っているところに自分のボロ車をぶつけて、そのまま引きずり出して、奪い取るという手口もありました。現在ではリレーアタックという手口が主流ですが……」

≫≫続く

◆◇不動産投資情報ややり手の不動産投資業者の頭の中、どんな生活を送っているかなど役立つ様々な情報を発信し続ける不動産投資の大川商事株式会社◆◇

お問い合わせはコチラ

取材・文／丸野裕行（編集長）

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～