どうも、『初めての不動産投資マガジン』です。不動産業界というのは、なかなかどうして、様々な隠語が蔓延っているわけです。

例えば、不動産屋ということ指す《せんみつ》。お客様への戒めの言葉という意味なのですが、わかりにくいですよね。

《せんだみつお》や《あんみつ》に関しては、誰でもなんとなく知っているいう言葉。では《せんみつ》とはどういう意味の言葉なのでしょうか？

【意外とカンタン、不動産用語集！（賃貸、初級編）

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この《せんみつ》という言葉は、実のところ、不動産屋さんのことを指すんですね。

■《せんみつ》とは？

不動産屋が1000個の話をしたとしても、本当のことを指しているのは“3つだけ”という意味。これは「不動産業者の話には絶対に気をつけろ」という戒めの意味。

過去のことで言えば、不動産業界では悪事を働いて稼ぐ業者も多く、不動産に関する法律をまったく知ることのない一般人を騙し、所有者が持っている物件の短所を並べ、一般的な相場よりも安い値段で買いあげる業者、売り上げが見込める商業ビルやマンションを建てるために強引に居住者を立ち退かせる地上げ業者が暗躍する時代もあってわけです。

甘い言葉ひとつで儲けが出る話をしたり、その中では地面師まがいの詐欺を行ったりと様々な手口があります。

不動産屋の法律、宅建業法はどんな法律かといえば、ズバリ「一般の人を守り、適正な契約を行うため、不動産屋が悪事を働かないようにしばる法律」といえます。よくいわれるのが、狼（不動産業者）から羊（一般の人）を守る法律ということです。

■高額な相続税

ですが、悪事を働くと長続きというのはしないのです。急いで、不動産物件を買い上げるという必要はないわけですね。

人というのは必ず亡りますし、やはり代替わりというものをしていきます。

不動産や土地を所有しているような人は、当然のことですが、相続というものが関わり、残された遺族は相続税をちゃんと支払うのがルールです。

最大55%の相続税という支払いは亡くなってしまってから10ヵ月以内というのが期限になります。それの期間を経過してしまうと、高税率の重加算税が課せられることがあります。

「えっ！　こんな金額がかかるの？」

「信じられない！」

「勘弁してよ！」

そんな事態になってしまうわけです！

≫≫続く

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取材・文／ふでみ（物件オーナー）

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