リフォームや廃品回収、僕も誘われた謎の電気料金節電器、災害時に使う蓄電池、日常の水まわり工事、シロアリ業者など実際にある大手の業者を装って一般人を騙す末端の半グレたちの手口の数々を綴ります。

■半グレにも種類がある

・半グレには5種類あります。半グレには、元々あった関東連合や解散した怒羅権などのヤクザと対等に渡り合う半グレ。

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1．オレオレ詐欺や振り込め詐欺、受け子などを請け負う実行犯の半グレ

2．正業（キャバクラなどの女を使う商売やホストな男を使う商売）を持つ半グレグループ

3．元暴力団員で、石垣島で幅を利かせ野球賭博で解散した50代以上の元暴（元暴力団員）アウトロー

4．そして、最近テレビメディアの制作側が狙っている女半グレに分かれる

しかし、この中にすら入ることができない腕っぷしだけの半グレもいる。彼らのシノギは、シロアリ駆除にクモの巣だらけの天井裏に飛びこみ、おかしな機械をつけて料金を請求する、火災報知器の調査だと言って故障、修理を迫る肉体労働系アウトロー。

■料金をせり上げるのは名うての半グレ

彼らは頭を使う仕事ができないので、詐欺半グレの先輩と同行。肉体労働系半グレの彼らが強引にお邪魔しますと入っていった高齢者の家で、料金をどんどんとせり上げていく。

このように高額請求をして高齢者から金を巻き上げて行く手口は、昔ながらの元暴アウトローの仕業と考えられる。

■不法投棄は当たり前

ちなみに廃品回収業者が回収したものが、京都深草の山林を大量に覆っている。無料回収だと言って、暴利の回収料金で主婦や高齢者を騙し集めるのが彼らの仕事だ。

筆者本人もコンビニなどの高供給電力を逃がし電話料金を抑える機会の営業をヤクザ関係から頼まれたが、次はネタ元の半グレから話が入る。

時代が巡るということは、やはり元暴アウトローということだ。（完）

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取材・文／丸野裕行（編集長）

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