不動産投資の世界で成功しているという方の中には、様々な共通項がありといいます。

「えっ、投資家は不動産を眺めているのが趣味なんじゃないの？」という先入観を持っている人もいるかもしれませんが、決してそんなこともありません。

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今回のコラムでは、今活躍している不動産投資家のみなさんに緊急アンケートを実施（※京都夜本アンケート調べ）し、実際に投資家はどのように余暇を過ごして、自分の趣味に没頭しているのかを調べてみました。

■意外な不動産投資家の趣味

①国内旅行と海外旅行

インターネットやテレビでその土地の空気を読みとるのではなく、実際に足を運んで、様々なものを発見することで、新しい仕事のアイデアや次の物件購入のヒントに結びつけるという投資家が多いという結果になりました。

海外旅行の場合は、観光ガイドと一緒に土地の値段が記された資料を持ち歩く猛者もいるようです。

②散歩が趣味

不動産投資家の中で散歩が趣味という人は非常に多いといいます。歩きながらも狙い目の物件などを探したり、人気エリアと不人気エリアは何が違うのか、など様々な価値の勉強になるようです。

さらに、ステキな外観の建物や住宅、マンションなどを参考にする投資家も多いです。

③グルメマップづくり

自らが所有している街のおいしいお店の情報をノートに書き込んだり、ブログにアップし続けているオーナーさんも多いです。やはり人間の三代欲求のひとつである食べ物はテッパンの人気を誇りますよね。

ただおっさんがご飯を食べているだけのドラマと自嘲ぎみにインタビューに答えていた松重豊さん主演の『孤独のグルメ』などはいい見本です。

おいしい情報というのは万人受けするものなので、これをマップにして入居者に配っているオーナーさんも急増しているとのことです。

④建物のジオラマづくり

今度はどんな物件にしようか……という風に、阿部寛さんが未婚の中年男性を演じる『まだ結婚できない男』よろしく、ジオラマの建物をシミュレーションで組み立てたりするオーナーさんも多いようです。

リフォームやリノべーションをするとき、事前に模型をつくって、生活導線などを見ていくと、入居者が暮らしやすい物件になるでしょう。

⑤ドライブ

所有している物件の確認や物件探しの移動手段として、車にこだわるオーナーは多いです。趣味と実益を兼ねた非常に効率のいい趣味といえるでしょう。

いかがでしたか？

どの趣味もやはり不動産投資に結びつきやすいものでしたが、オーナーさんはあまり不動産、不動産した頭でこれらの趣味に取り組んでいるわけではないようです。

どんなことも、どんなことをしても、どうしても不動産のことに紐付いてしまうというだけなんですね。（完）

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取材・文／今井忠明（土地価格ライター）

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