今回も、新車を選ぶのではなく、外車好きの不動産業者に聞いたキビキビと走ってくれる型落ちの少しビンテージな“ちょいビン”輸入車をご紹介したいな、と思います。

【アウディS5スポーツバック B8.5 アイロム＆ APRチューンド　AUDI VW PRESS】

■一度乗ると乗り続けてしまう魔性の車・アウディA4

続いては根強い人気を誇るアウディ。映画『トランスポーター』で主人公が駆る自動車として有名ですが、アウディの街乗りでのスムーズな加速を見かけると正直羨ましく思ってしまうことがあります。

そうなんです、加速感が街の中ですごく目立つんです。

お世話になっている外車好きの先輩が、車選びの最後に選んだのがアウディでした。その理由は、「こんなにもストレスフリーで乗ることができる車は他にはない」とのことでした。

そんなアウディの中でも選ぶべき車種は、A4（B8系）です。3代目のモデルよりも前輪を前方に配置して、大幅に前後重量配分を適正化するなど、かなり変更点がみられます。

さらに、ホイールベースを160mmも延長。アルミニウムの多用でかなり軽量化しています。ヘッドライトの下には、白色発光ダイオード式のポジショニングランプが設置されて、ドアノブもグリップタイプになりました。

日本発売のモデルとしては、1.8TFSIと3.2FSIクワトロ2車種を発売。

低速時の軽さと高速時の安定感を両立するパワステはこのモデルから可変ギアレシオ式にも変更されました。

1.8 TFSIはCVT（8段マニュアルモード付き）で前輪駆動。3.2FSIクワトロは四輪駆動ですが、トルク配分を前後比50:50から40:60にしたためにスポーティーな乗り味になっています。

さらに、ATやサスペンション、パワーステアリングの特性をスイッチで切り替える“アウディドライブセレクト”という機能が装備されました。

『アウディA4（B8系）』

販売期間：2008年 – 2015年

乗車定員：5人

ボディタイプ：4ドア セダン/5ドア ワゴン

駆動方式：FF/4WD

変速機：6速MT/7速DCT（S-tronic）CVT

排気量：2000㏄

全長：4,703mm

全幅：1,826mm

全高：1,427-1,436mm

ホイールベース：2,808mm

車両重量：1,427-1,735kg

参考価格：160万円～200万円

≫≫続く

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取材・文／徳大寺ゆうや（自動車ライター）

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