今回も、不動産に従事しはじめた社員さんに、お仕事をスタートしたキッカケやそのやりがいなどをいろいろな質問をぶつけてみました。

■お客様とふれあうことで、人見知りを克服できた

お客様と接する機会が多いので、そのうち自然と慣れましたね。しかも、一番難しいはずの単身者の女の子への対応も、すごくいい入居者ばかりで特に困るようなことはありません。

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あの頃がウソのようにもう人見知りは克服していますよ(笑)。

お客様へのアフターフォローに時間を要しますが、やはりすべてやり終えた後の満足感を得られるのが不動産業の魅力です。

■不動産業を選ぶメリット

この業種は、学歴不問で不動産業の経験がないとしても評価されやすい業界です。本人の能力のみを評価してくれるというのがうれしいですね。

実力主義なので、年齢を問わずに、スピーディーに出世ができて、努力が報酬にちゃんと反映されるので青天井に昇給を期待することができます。まぁ、しっかりと成果が出ていればなんですが……。

そうなろうと思えば、コミュニケーションスキルやその物件の魅力をしっかりと伝えられる話術、自信があるという姿勢も大切なんですよね。

それが不動産業界の最大の魅力である歩合給の制度に結びつくんです。仲介手数料などの売り上げの数パーセントを、自分の成果報酬として給与に反映してもらえます。

この業界は、単価が大きい土地・建物を商材として扱うので、一度の取引だけで、数億円、数千万円という大金が動くことは当然のことです。売り上げに応じた報酬が入ってくるので、トータルした給与が高額になってくるわけですね。

■もちろんデメリットも

もちろん、その分ノルマもあり、責任の重いプレッシャーもかかってきますが、営業力に自信があり、精神面でも強い人であれば、この業界の激しい競争にも打ち勝てるはずです。僕ができているくらいなので(笑)。

さらにお客様からの感謝の言葉も、胸に突き刺さることも多く、やりがいを感じられますよ。

景気の変動に左右されやすいとされるこの業界ですが、景気が良い時期や税金の増税前、不動産の税制改正前などは、売り上げも伸び、景気が悪かったときの穴埋めは十分できるでしょう。

「今の収入を大幅にアップさせたい」という想い、「さらに稼ぎたい！」という想いなど、収入面を理由に転職を望んでいる方にとって、不動産業界は魅力的に映ることでしょう。

≫≫続く

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取材・文／羽衣雄介（求人ライター）

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