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【大家必読!】喫煙部屋をシャットアウト!マンションに“禁煙特約”をつけるとこうなった!‐後編‐
家を訪問するお客さんまでも部屋の中で喫煙することを一切禁止にしている禁煙物件。果たしてその効果とは?
その効果について、今回も禁煙物件について、レクシャーしていきたいと思います。
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■部屋の中での喫煙問題の続き
インターフォンや照明、ガス警報器、火災警報器などの樹脂部分やプラスチックにヤニが染み込んでしまいます。電気をつなぐ設備のコンセントやコードなどもだんだんと汚れていって、見苦しくなりいますが、このような部分は、簡単に交換できないので、かなり厄介です。
さらに、副流煙の問題も簡単にいきません。喫煙している入居者がベランダなどで喫煙したときに、煙が隣室や上の階に流れ込み、それを嫌がった入居者が退去するという事態を招きかねません。
■禁煙限定物件はどうなの?
デメリットというものが皆無というわけではありません。新規客が申し込む際に、「喫煙者の入居はお断り!」とすると、募集の段階でふるいがかかり、集客力が下がってしまう恐れがあります。
契約の際には、仲介している不動仲介業者のスタッフに“禁煙特約”の事細かな説明をしてもらう必要があるので手間は増えてしまいます。
ですから、「この物件は面倒なので紹介するのをやめよう」「後からクレームが入ったら嫌なので、面倒な物件」との烙印を押されて、紹介を渋られる可能性もあります。
■自分の所有する部屋が現状維持で戻ってくる
ですが、私は“禁煙特約”を採用したことを、失敗したと思ったことはありません。
この禁煙特約を採用してから、所有する物件の原状回復の費用が大幅に減ります。ヤニ臭さは解消して、ヤニによって起こる樹脂やプラスチック汚染も皆無になりました。
壁紙貼り替えすら少なくなったのです。壁紙は消耗品で、汚れれば貼り替えれば済むのですが、貼り替えの回数が減るということは、下地の石膏ボードの反りやゆがみなどがなくなるので、できるだけ貼り替えしない方がいいわけです。
■住人と大家のトラブル
煙の弊害は、突発的に汚れるわけではなく、少しづつ見えないカタチで進んでいくので、大家と入居者間でのトラブル原因にもなります。
換気をせずに喫煙すると、ヒドいヤニ汚れを出したときなどは、“善管注意義務違反”に当たります。ですが、色素が沈着してしまったヤニ汚れなのか、それが経年劣化なのかの判断ができない場合もあるわけです。
そんなときに、「初めからこうだった」「以前入居していた人のせい」などと、退去時の精算でトラブルになってしまうことも多いのです。しかし、禁煙ルールを決めて以来、そんな揉め事もなくなり、とても運用しやすくなりました。
今後も、禁煙特約前から住んでいる入居者と新しい入居者との中で新陳代謝が進んで、私のマンションが完全な禁煙物件になる工程が楽しみになってきました。(完)
◆◇不動産投資情報や人気不動産業者の投資テクニック、実用的な知識、裏情報など役立つ様々な情報を発信し続ける不動産投資の大川商事株式会社◆◇
取材・文/波多野裕(投資家・ライター)
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