大家が目指したいのは何といっても、全室満室！　物件オーナーのあなた、「言っているうちに決まるだろう」とか「まぁそんなに焦ることはないだろう」と甘い考えを持っていませんか？

絶対に「満室状態になるという対策」をすぐにでも講じなければいけないということを肝に銘じましょう。

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「とは言っても、一生懸命対策は取っている」と思っている方も多いと思いますが、もしかして、その対策……空回りしている可能性もあるんです！

今回特集するのは、満室にするためのキーマンになる、不動産仲介スタッフとの関係を良好に保つ秘訣！

ちなみに私は、仲介スタッフさんと定期的に懇親会を行って、不動産賃貸に関する情報収集をしています。それは、自分が所有する物件を満室にするのに必要な情報を聞かせてもらうためです。

一番そのことを知っているのは、賃貸物件紹介の最前線にいる仲介スタッフなんです。

懇親会では、賃貸物件の空室を埋める方法、それに関して必要なこと、ライバルになる物件動向、管理業者の対応の一つひとつ、入居者ニーズの変化、賃料の相場などなど、いろいろな情報を収集することができます。

「懇親会に誘えば迷惑になるかも……」
「懇親会に誘うってちょっと恥ずかしい……」
「そこまでしないといけないことなのか？」
「どんな感じで誘えばいい？」

などなど、ちょっと二の足を踏んでしまうことがあるのかもしれませんが、人懐っこくなって、空室だった部屋が満室になればこんなに最高なことはありませんよね？

■こんなタイミングで仲介スタッフを懇親会に誘おう

懇親会に誘うタイミング……それは、ズバリ「お客さんが入居者になってくれたとき！」です。そのタイミングに思いきって誘ってしまいましょう！

誘い文句としては、「お礼したいんです！」。ごく自然な流れですよね？

■女性仲介スタッフが決めてくれたときはこうすべし！

ただ、女性仲介スタッフが成約を決めてくれたときは、かなり誘いづらいです。変な誘い方で、セクハラと捉えられかねないので、まずは現場の営業責任者にお礼の電話を入れ、「責任者を含めた懇親会」のお誘いでOKです。

上司同行であれば、おかしな噂に発展することもないので、女性仲介スタッフも安心することでしょう。

≫≫続く

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取材・文／ふでみ（物件オーナー）

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