あなたが所有している物件は木造ではありませんか？　残念ながら鉄筋コンクリート造りの物件とは違い、木造住宅は見込み客を掴むのが難しいといえます。

今回は、そんな木造の集合住宅の入居促進方法を紹介したいと思います。

【空室対策・退去防止に！無料Wi-Fiインターネットサービス「アパートWi-Fi」】

■Wi-Fi付き木造アパートで集客

木造の物件というのは、鉄筋コンクリート造りとは違い、《電波透過性》が高いんです。

RC工法の物件とは違い、木造というのはその構造上、無線LANが飛びやすく、電波がいいという結果が出ています。

それを逆手にとって、物件自体を無料無線LAN化してカバー。入居者へサービスとして、ネット環境の提供をするのが非常に効果的なんです。

「でも、それって大変なんじゃないの？」「大規模工事が必要なんじゃない？」という風に考える大家さんも多いかと思いますが、無線LAN化することは意外に簡単なんです。

各部屋へ電波を飛ばすのであれば、一番簡単な方法としては、光通信の無線LANを設置することです。最近の光通信工事は短時間で済むので、何ら問題はありませんし、高速インターネットで通信が不安定にならないので、入居者にはかなり喜ばれます。

■最大60台以上の通信機器を同時使用できる

RC工法のマンションなどであれば、電波透過性が低いために、壁が電波を遮ります。しかし、木造アパートであれば、無線LANを建物の中心部分に設置すれば、よほど大きな物件でない限り、問題なく電波が各部屋にちゃんと届きます。

スマホやタブレット、パソコン、ノートPC、ゲーム端末などの情報端末は、問題なく同時に動きます。最近の無線ルーターは大体60台程度の端末に対応できるので、まったく問題がありません。

パスワード設定しておいて、新しく入った入居者にパスワードを教えてあげればいいだけなんです。

今オススメなのは、NURO光やドコモ光。どちらもキャッシュバックキャンペーンやポイント還元、新規工事費無料などお得な特典がいっぱいです。

料金は月額5,000円程度なので、10戸入居できる物件であれば、Wi-Fi料金として、500円程度徴収するのもいいでしょう。

そんな料金で高速インターネットを利用できるのであれば、入居者は喜んで支払ってくれます。

所有しているアパートにブロードバンド回線を引いて、無線Wi-Fiを開放すると、入居者は自前のモバイルWi-Fiなどのルーターがいらなくなって、退去率を下げることもできるかもしれません。

≫≫続く

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取材・文／ふでみ（物件オーナー）

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