今回も、不人気である木造アパートにWi-Fi設備を整え、人気物件に激変させる方法について解説していきたいと思います！

■こんなこともできます！

この無線Wi-Fiシステムを利用すれば、次のようなことにも応用することができます。

【ネット環境無料マンション】

・入居者自信と大家のコミュニケーション
更新時の退去予防として再更新した場合のプレゼントを発信できる（半年間共益費無料、ゲーム機やタブレットプレゼント、Amazon Prime使用料無料など）、誕生日のお祝いメール、クリスマスのメールを送信

・緊急のときの入居者安否の確認
Wi-Fiルーターの使用の有無が確認できるため、大規模な災害時や健康状態の悪化など安否確認に利用できる

・ウェブカメラでセキュリティを向上させる
共用部などに24時間稼働しているウェブカメラを設置し、アクセスするとライブ映像を確認することができる。録画可能で、防犯に繋がる。

・家賃滞納の防止に一役
万が一、家賃滞納をすると、大家専用ホームページから対象の入居者が使う通信を遮断することができるため、家賃の滞納防止に繋げることができます。滞納家賃の送金を口座上で確認できれば、元に戻すことも可能。

■木造物件に特化した投資ができる

鉄筋コンクリート造りの物件の場合は、各戸有線工事が必要になり、入居者自身が無線LAN接続を行える無線ルーターの購入が必要になります。

それに対して、木造アパートであれば、簡単に《無料インターネットWi-fi物件》を作ることができます。これをただ導入するだけで、強力に差別化することができるわけです。

スマホやタブレット端末を仕事に使ったり、娯楽として楽しんでいる入居者も、こんなサービスがあれば、大喜びです。

自宅に帰えるのが楽しみになって、早めの帰宅をする入居者も増加しています。この現象、実は退去予防にも一役買ってくれるのです。

つまり＜部屋に帰るのが楽しくなって巣籠り＝自宅に強い愛情が湧く＞という現象に繋がるので、退去せずに「ここにずっと住み続けていたい！」という気持ちになるんですね。

このネット環境を作るには、個人契約で月額4,000円～5,000円ほどの維持費がかかってきます。しかし、無料Wi-Fi物件というのは、入居者自身にとって、ネット環境の月額がなくなるので、家賃が同額安くなるわけです。

木造アパートの物件というのは、非常に安価であまり人気がないので、不動産投資に組み込めば、高い利益率が出ることになるというわけですね！

■最後の畳み込みに販促物をつくる！

ちなみに私は、個人的に制作したポスターや幟（のぼり）を仲介業者さんのお店に置かせてもらっています！　これが最後の畳みかけのように有効で入居促進になるんですよね！

ポスターにはアイキャッチと入居者後の生活を想像できるという利点を持っています。効果てき面で吹き出してしまいそうになるくらい決まるんです。

木造住宅だから見込み客を掴むのが難しい……なんてことを考えずに、どんどん差別化を強化していくことをオススメします！　賃貸経営、常に入居者目線に立って、アイデアを出していくことが大切です！（完）

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取材・文／ふでみ（物件オーナー）

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監修アドバイザー大川貴仁

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