《ドラマ概要》

某企業の株式上場60周年記念超大作ドラマ。 フジテレビジョンの土曜21:00枠の企業スペシャルドラマとして、放送予定。原作は『木屋町DARUMA』の電子書籍と劇場用映画で話題になった、丸野裕行の同名小説。『まどろみバーメイド』の古川豪が監督を務める。

【真夜中ドラマ「まどろみバーメイド」オープニング映像】

現在、大阪梅田と東京飯田橋に本社を置く建設と住宅の最大手総合メーカーの某企業を立ち上げた男の半生と、彼に人生を託した役員、社員、技術者たちの熱き物語。

戦後、シベリア捕虜として、極寒のロシアから命からがら日本へ戻ったIは「事業を通じて人を育てる」という企業理念を立ち上げ、 日本の住まいを快適にするための住宅づくりに社員たちと奔走するが、 そこに次々と立ちはだかる思いもよらない逆境……。

もうダメだ…という状況にも「明けない夜はない」とがむしゃらに立ち向かう彼らの姿があった。高度経済成長期を支え、建築工法に革命を起こした男たちの活躍と葛藤、戦い、さらにその男たちの妻や家族との日常を描く。

今、第一線で仕事と戦う世代の視聴者に「決してあきらめてはいけない」というメッセージを突きつける

サラリーマン、企業家へエールを送る骨太のドラマが展開する。

《作品内容》

創業者であるIは、戦時中にロシアへ捕虜として連行された。

極寒のシベリア強制収容所で、この世の地獄を体験した彼は、強制労働からやっと解放され、日本へと戻る。

帰国した彼は、敗戦国となった日本の現状をまざまざと目にし、絶望感すら覚えるが、ある決意をする。 それは、日本のために“自分の人生”を捧げること。

住まいもままらない日本人のために快適な住まいを提供しようと、『Y工業』という会社を興す。 戦争経験から、たとえどんなことがってでも“今すぐに建てられる丈夫な住宅”を普及させるため奔走する。 その考えに共鳴した仲間が次々とあらわれ、今までにない誰も考えたことのない家づくりを設計から開始。

1959年（昭和34年）に、建築工数も時間も大幅に短縮した日本初のプレハブ住宅を世に送り出し、 同業他社の多い住宅建設業界の常識を覆すことに成功した。

彼の企業家としての成功はそれだけでは終わらない。 独自の先見力を駆使し、“逆境のリーダー”とまで言われる半生を描く。

編集長・丸野裕行が原作を書いたドラマ『あきらめるな、夜明けまで。～住宅革命を起こした男たちと、それを支えた女たち～』、ドラマ化されることをご期待ください！

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ライター／真山剛

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